中国のネット上では時々、宿曜の相性ごとに、周囲の結婚した人や離婚した人の多さ、そしてその割合を調査する企画が行われています。
世間でいわれる宿曜の相性が本当に現実を投影しているのか調べてみようという意図のようです。
今回、ご紹介するのは結婚した件数と、それに対する離婚した件数、その割合です。
命と業胎は、遠距離、近距離がない分、他の相性と比べて成立する数が少ないですが、割合を出すならば同じ条件で調べることができるはずですね。
その結果たるや、日本の宿曜で一般的にいわれている相性の良しあしからすると、驚きの内容です。
まず、離婚率の高い組み合わせ。結婚したものの、離婚になった割合が多かった相性からみてみましょう。
離婚率の高い組み合わせ
1.栄親 遠距離 45組中、14組が離婚(31%)
2.友衰 近距離 21組中、6組が離婚(29%)
3.安壊 中距離 30組中、8組が離婚(27%)
日本の宿曜では、もっとも相性が良いとされている栄親が1位。驚きですね。
家族、兄弟としての相性は良いといわれていますが・・・
さて、逆に離婚率が最も低い相性はどうでしょう?
離婚率の低い組み合わせ
1.友衰 遠距離 35組中、2組が離婚(6%)
2.命 30組中、2組が離婚(7%)
3 業胎 73組中、6組が離婚(8%)
3 安壊 近距離 48組中、4組が離婚(8%)
もっとも離婚が少なかった相性は遠距離友衰。これも驚きです。
友衰と安壊は距離によって離婚率が高くなったり、低くなったりのようですね。
全相性の結果は以下のようになります。
左の数字が総数、右の数字が離婚件数、カッコ内が離婚率になります
栄親総数 146組中 31組(21%)
近栄親 54組中 6組(11%)
中栄親 47組中 11組(23%)
遠栄親 45組中 14組(31%)
安壊総数 102組中 18組 (18%)
近安壊 48組中 4組 (8%)
中安壊 30組中 8組(27%)
遠安壊 24組中 6組 (25%)
危成総数 99組中 17組 (17%)
近危成 35組中 4 組(11%)
中危成 33組中 7 組(21%)
遠危成 31組中 6組 (19%)
友衰総数 88組中 13組 (15%)
近友衰 21組中 6組 (29%)
中友衰 33組中 5組 (14%)
遠友衰 35組中 2組 (6%)
業胎 73組中 6組 (8%)
命 30組中 2 組(7%)
http://www.topicdiscussion.org/article/444730077/
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これらの結果を受けた、中国での反応は以下のようなものです
>栄親の離婚はみんな男=栄側、女=親側だよ。結婚は男のほうが女よりちょっと愛が深いほうがうまくいく
>実際のところ、関係が破綻した後も経済的な理由で繋がってるいやな夫婦で知ってるのは栄親ばかりだよ。離婚と聞いてもやっぱりという感じ。一方、友衰は淡々としてるけど長く続く関係。夫婦に向いてるのは安壊と思う
>私の両親は父が栄、母が親の遠距離栄親だったけど、結婚6年で離婚した
>近距離栄親でもう離婚した。栄の彼が常軌を逸した人で、長年の信頼を壊していった。親側の女は耐えがたいことをずっと耐え、辛かった。どうやったら近距離栄親でうまくいったのか教えてほしい
>友達の危成夫婦は男が危で女が成だったけどお金が理由で離婚したよ。栄親は情熱がないこと、危成は利益のごたごたが原因になりやすいね
>うちも近距離友衰で、私が友、彼が衰だけど、傷つく恋になっていってる気がする
・・・どうも中国では、栄親だと親側のほうが相手に対する気持ちが強いと解釈されているようですね。
日本では完璧な相性のように扱われがちな栄親。それでも相性の良さに甘えず、夫婦として良い関係を保つための努力が必要なのかもしれません。
宿曜 中国の統計!離婚率が一番高い相性はなんと・・・