前回まで中国の「安壊」「危成」を紹介してきましたが
もしかしたら今回の友衰が一番、中国と日本での解釈のちがいが見られる相性かもしれません。
中国における友衰とは?
友衰関係の二人は前世で友人関係にあり、今世でもそうです
あなたからみて相手が友だったならば、前世で相手とあなたは、共通の趣味や関心をもっていました。そして、そのことが幸運と恵みをもたらしました。この関係は今世でも、あなたに幸福をもたらすことがあります。
あなたからみて相手が衰だった場合、相手は前世であなたを傷つけた友、関係作りに失敗した友人でした。
通常、友衰とは趣味でつながり、金銭との関わりの少なくなった危成のような関係をさします。
政治の舞台での政敵同士、意見がぶつかるもの同士によく見られる相性です。
近距離友衰
ライバルになったとき、友は衰に抵抗することが難しいです。一方、衰は友側の力量を十分に発揮できないようにすることができます。しかし、衰の影響力には、安壊の壊のような強い破壊力はありません。
中距離友衰
中距離友衰には、周りの人の相性を助長する力があります。たとえば中距離友衰の夫婦の間に子供が生まれて、その子が夫に対して壊の相性だった場合、妻が友衰の友だったならば、子側が夫に及ぼす破壊力を和らげることができます。逆に衰だったならば、破壊力をますます強めさせてしまうこともあります。
遠距離友衰
遠距離友衰の場合、縁は薄くなりますが、中距離友衰と同様に、周りの人の相性を助長する力があります。
趣味や興味は一致しますが、金銭トラブルが生じやすいです。お金に関してはお互い別々に管理したほうがいいでしょう。
趣味や興味は一致しますが、金銭トラブルが生じやすいです。お金に関してはお互い別々に管理したほうがいいでしょう。
友衰は永遠のライバル関係?
日本では友衰は永遠の恋人星などと言われることがありますが、中国ではどうも違うようですね。
むしろライバル関係に多い相性らしいです。
確かに同じ趣味を持つ者同士だと、共感する点が多い反面、ライバルにもなりやすいかもしれませんね。
周りの人の相性を助長する力・・・他ではあまり聞きませんね。珍しい不思議な力です。
http://xingxiu.911cha.com/13_11.html
宿曜 中国における友衰の定義:日本とはだいぶ違うゾ!?